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聖書に登場する120の人物・天使・獣まとめ

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聖書に登場する120の人物・天使・獣まとめ 世界の文化

4. 女性たち(Notable Women in the Bible)

旧約・新約を問わず、聖書の中で特に注目される女性たちを紹介します。サラ、リベカ、ルツ、エステル、マリヤなどは、神の計画に積極的に関わり、家庭、民族、国家に対して大きな影響を与えました。母としての役割だけでなく、預言者、政治的指導者、霊的支援者として登場する彼女たちは、知恵と信念の象徴でもあります。

  1. Sarah/サラ
    アブラハムの妻で、信仰によって高齢でイサクを産んだ。
  2. Rebekah/リベカ
    イサクの妻でヤコブとエサウの母。神の導きにより嫁いだ。
  3. Rachel/ラケル
    ヤコブが愛した妻。ヨセフとベニヤミンの母。
  4. Miriam/ミリアム
    モーセの姉で、イスラエルの女性預言者の一人。
  5. Deborah/デボラ
    女預言者かつ士師。バラクを導き戦いに勝利した勇敢な女性。
  6. Ruth/ルツ
    モアブ人ながら信仰をもってイスラエルに帰属し、ダビデ王の祖先となる。
  7. Esther/エステル
    ペルシャの王妃となり、ユダヤ人を滅亡の危機から救った英雄的女性。
  8. Mary (mother of Jesus)/マリヤ(イエスの母)
    聖霊によりイエスを宿し、救い主の母として選ばれた女性。
  9. Mary Magdalene/マグダラのマリヤ
    イエスに従い、復活の最初の証人となった女性。
  10. Martha/マルタ
    イエスを家に迎えた姉妹の一人。信仰と奉仕の姿が描かれる。

 

5. 王と統治者(Kings and Rulers)

イスラエル王国およびその周辺諸国の王たちを中心に、政治的・霊的支配の象徴として登場する統治者を取り上げます。サウル、ダビデ、ソロモンといったイスラエルの王たちは、神との関係性を背景にした成功や失敗を通して、人間の統治と信仰のバランスを描きます。また、ネブカドネザル、キュロス、ピラトなど異邦の支配者も、預言や神の計画の中で重要な役割を果たしています。

  1. Saul/サウル
    イスラエル初代の王。最初は謙遜だったが、不従順により王位を失う。
  2. David/ダビデ
    イスラエルの偉大な王。神に心を向けた王として称賛され、メシアの系譜に連なる。
  3. Solomon/ソロモン
    ダビデの子で、知恵の王。神殿を建設し、多くの箴言と詩を残す。
  4. Rehoboam/レハブアム
    ソロモンの子。重税政策により王国が南北に分裂する。
  5. Hezekiah/ヒゼキヤ
    ユダの王で、神に従い改革を行い、アッシリヤの脅威から守られた。
  6. Josiah/ヨシヤ
    若くして王となり、律法に基づいた宗教改革を推進した敬虔な王。
  7. Nebuchadnezzar/ネブカドネザル
    バビロン帝国の王。ダニエルの時代にユダ王国を滅ぼし、神の支配を体験する。
  8. Cyrus/キュロス
    ペルシャの王で、ユダヤ人に帰還と神殿再建を許可した神の器とされた異邦王。
  9. Herod the Great/ヘロデ大王
    イエス誕生時のユダヤの王。幼児虐殺を命じるなど、残虐な統治で知られる。
  10. Pilate/ピラト
    ローマの総督。イエスの裁判で関与し、十字架刑を許可した人物。

 

6. 天使と神の使者(Angels and Divine Messengers)

聖書に登場する天使や神の使いは、神の意志を伝え、特定の使命を果たす霊的存在です。ミカエル、ガブリエルといった名のある天使は、戦い、啓示、保護の役割を担い、数々の重要場面で登場します。また、「主の使い」とされる存在は神の栄光や導きを直接的に人間に示すこともあり、彼らの行動は聖書の出来事に深い意味を与えています。

  1. Michael/ミカエル
    大天使で、神の軍勢の指導者。黙示録でサタンと戦う姿が描かれる。
  2. Gabriel/ガブリエル
    神のメッセージを伝える天使。ダニエルやマリヤに重要な知らせを告げた。
  3. Cherubim/ケルビム
    神の栄光の座に仕える天使。エデンの園を守る役割も担った(創世記3:24)。
  4. Seraphim/セラフィム
    イザヤの幻で登場。神の聖さを賛美する六つの翼を持つ天使たち(イザヤ6章)。
  5. Angel of the Lord/主の使い
    神の顕現とも理解される特別な天使。アブラハムやモーセに現れた。
  6. Host of Heaven/天の軍勢
    神に仕える無数の天使たち。神の命令に従い、戦いや守りの使命を担う。
  7. Angel to Mary/マリヤへの天使
    ガブリエルがその役を果たした。処女マリヤにイエスの誕生を告げる。
  8. Angel to Zechariah/ザカリヤへの天使
    バプテスマのヨハネの誕生をザカリヤに知らせた。
  9. Angel at Jesus’ Resurrection/復活を告げた天使
    墓でマグダラのマリヤたちにイエスの復活を知らせた存在。
  10. Angel at the Ascension/昇天を見守った天使
    イエスの昇天時に弟子たちに再臨の約束を語った白衣の天使たち。

 

7. 悪魔と堕落した霊的存在(Devils and Fallen Beings)

神に反逆し、堕落した霊的存在たちは、聖書全体を通して人間に対する誘惑、攻撃、欺きをもたらす存在として描かれます。サタン、悪霊、レギオン、反キリストなど、それぞれの役割や象徴性を理解することで、聖書における善と悪の構図、霊的戦いのテーマが明確になります。

  1. Satan/サタン
    神に敵対する主要な霊的存在。誘惑者、告発者として人間を惑わす。
  2. The Devil/悪魔
    サタンと同一視される存在。新約で多く登場し、イエスをも試みた。サタンと悪魔はしばしば同一視されるが、ヘブライ語聖書では“告発者”としての性格が強く、新約ではより人格的な“悪の支配者”として描かれる。
  3. Beelzebub/ベルゼブル
    「悪霊のかしら」と呼ばれ、サタンの別名として登場する。
  4. Lucifer/ルシファー
    イザヤ14:12の“明けの明星”に由来する名前で、後世に堕天使の象徴とされることもあるが、文脈的にはバビロン王を指しているとする解釈もある。
  5. Legion/レギオン
    多数の悪霊がひとりの人間に宿った存在。イエスに追い出され、豚に乗り移る(マルコ5章)。“我々の名はレギオン(軍団)である、我々は多いから”という言葉から、多数の悪霊が宿っていたことを表す。
  6. Unclean Spirits/汚れた霊
    多くの人々に取り憑き、病や混乱を引き起こす。イエスが頻繁に追放した。
  7. The Tempter/試みる者
    荒野でイエスを誘惑した存在。悪魔の別称として用いられる(マタイ4章)。
  8. The Dragon/竜
    黙示録に登場するサタンの象徴。天使ミカエルと戦う(黙示録12章)。
  9. The False Prophet/偽預言者
    終末に現れる欺く者。獣と共に働き、印と奇跡で人々を惑わす。
  10. The Antichrist/反キリスト
    キリストに敵対する者。新約書簡と黙示録で言及される終末的存在。
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