世界各地の神話に登場するドラゴン
キャラクターに力強い印象を与えるために、ドラゴンの名前を使うのは素晴らしいアイデアです。例えば、「ファフニール」という名前を持つキャラクターは、強欲で力強い性格を持つ設定にぴったりです。また、「ヨルムンガンド」は、巨大で圧倒的な存在感を表現するのに適しています。
ヨーロッパ
- Fafnir (ファフニール)
- 出典: 北欧神話
- 詳細: 黄金と権力に対する欲望からドラゴンに変わったドワーフの王子。英雄シグルドによって倒される。
- Jörmungandr (ヨルムンガンド)
- 出典: 北欧神話
- 詳細: 巨大な海の蛇で、世界を取り巻く大蛇。ラグナロクの戦いでトールと対決する運命にある。
- Smaug (スマウグ)
- 出典: 『ホビットの冒険』 (J.R.R.トールキン)
- 詳細: 孤山の中に住む巨大な火を吹くドラゴンで、無数の財宝を守る。ビルボ・バギンズによって弱点が見つけられる。
- Wyvern (ワイバーン)
- 出典: ヨーロッパの中世伝説
- 詳細: 二本足のドラゴンで、しばしば翼を持つ。火を吹くとされ、中世の紋章や文学に登場する。
- Níðhöggr (ニーズホッグ)
- 出典: 北欧神話
- 詳細: 世界樹ユグドラシルの根をかじるドラゴン。死者の魂をむさぼる存在であり、混沌と破壊を象徴する。
- Leviathan (リヴァイアサン)
- 出典: キリスト教、ユダヤ教の聖書
- 詳細: 巨大な海の怪物で、海を支配する力を持つ。終末の日には神によって倒される運命にある。
- Ladon (ラドン)
- 出典: ギリシャ神話
- 詳細: ヘスペリデスの庭園にある金のリンゴの木を守る百頭のドラゴン。英雄ヘラクレスによって倒される。
- Zmey Gorynych (ズメイ・ゴリニッチ)
- 出典: ロシアの民間伝承
- 詳細: 三つの頭を持つ火を吐くドラゴンで、英雄イヴァンによって倒される悪役として登場する。
- Hydra (ヒュドラ)
- 出典: ギリシャ神話
- 詳細: 九つの頭を持つ蛇のような怪物で、頭を切り落とされても新しい頭が生えてくる。英雄ヘラクレスが討ち取ったことで有名。
- Tarasque (タラスク)
- 出典: フランスのプロヴァンス地方の伝説
- 詳細: 頑丈な甲羅を持つ巨大なドラゴンで、川や沼に住む。聖マルタによって従順にされる。
- Glaurung (グラウルング)
- 出典: 『シルマリルの物語』 (J.R.R.トールキン)
- 詳細: モルゴスの最初のドラゴンで、翼を持たない。人々を魅了し、恐怖を植え付ける力を持つ。
- Zmaj (ズマイ)
- 出典: バルカン半島の伝説
- 詳細: 火を吐くドラゴンで、英雄たちとの戦いに登場。知恵と力の象徴とされる。
- Knucker (ヌッカー)
- 出典: イギリスの民間伝承
- 詳細: イングランドの沼地に住むドラゴンで、人々を襲う。地元の英雄によって討ち取られる。
アジア
- Ryujin (竜神)
- 出典: 日本神話
- 詳細: 海の神であり、竜宮城の支配者。天候を操り、海洋の全ての生き物を統治する。
- Naga (ナーガ)
- 出典: インド神話、東南アジアの伝説
- 詳細: 半神半蛇の存在で、しばしば川や湖の守護者として描かれる。
- Shenlong (神龍)
- 出典: 中国神話
- 詳細: 天候を司る青いドラゴンで、雨や風を呼び起こす。天と地を繋ぐ存在として崇拝される。
- Yamata no Orochi (八岐大蛇)
- 出典: 日本神話
- 詳細: 八つの頭と八つの尾を持つ巨大な蛇で、スサノオノミコトによって討ち取られる。
- Zhulong (燭龍)
- 出典: 中国神話
- 詳細: 世界の昼と夜を司る巨大なドラゴンで、その目を開けると昼になり、閉じると夜になるとされる。
- Bakunawa (バクナワ)
- 出典: フィリピン神話
- 詳細: 月を食べるドラゴンで、月食の原因とされる。人々が月を取り戻すために大きな音を立ててバクナワを追い払う。
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