7. ネイティブがよく使うスラング的表現
ネイティブの会話では bomb のようなスラング的な表現で美味しさを伝えることもあります。フォーマルな場には向きませんが、若者の会話やSNSでは親しみやすく、リアルな英語表現として学んでおくと便利です。
- awesome(オーサム) — 最高に美味しい・すごい
食べ物だけでなく全般的に「最高!」という意味でも使われる万能表現。
例文: That burger was awesome!
意味: あのバーガーは最高に美味しかった! - amazing(アメイジング) — 驚くほど美味しい
強い肯定のトーンで、SNSやレビューでも定番。
例文: This pasta tastes amazing!
意味: このパスタ、驚くほど美味しい! - killer(キラー) — めちゃくちゃ美味しい
スラングで「最高にイケてる」。
例文: That burger was killer!
意味: あのバーガー、ヤバいくらい美味しかった! - bomb(ボム) — ヤバいくらい美味しい
直訳は「爆弾」だが、「最高!」という意味のスラング。
例文: This pizza is bomb!
意味: このピザ、最高にうまい! - fire(ファイア) — 炎のように最高(めちゃうま!)
若者言葉で、「That pizza is fire!」=「あのピザ最高!」。
例文: That ramen was straight fire!
意味: あのラーメン、マジで最高だった! - dope(ドープ) — イケてる・すごく美味しい
ヒップホップ文化から生まれたスラング。
例文: This dessert is dope!
意味: このデザート、超イケてる味! - legit(レジット) — 本当にうまい・ガチで美味しい
「legitimate(本物の)」が語源。
例文: That ramen is legit!
意味: あのラーメン、本物の味だ! - insane(インセイン) — 正気じゃないほど美味しい
「crazy」と同じく、驚くほど美味しいという意味。
例文: This cake is insane!
意味: このケーキ、ヤバいくらい美味しい! - crazy good(クレイジー・グッド) — ヤバいほど美味しい
カジュアルで感情的な褒め方。
例文: That sushi was crazy good!
意味: あの寿司、信じられないくらい美味しかった! - sick(シック) — めっちゃ美味しい・最高
本来は「病気」だが、スラングでは「超かっこいい」「最高」の意味。
例文: That sandwich was sick!
意味: あのサンドイッチ、最高だった! - bangin’(バンギン) — 最高に美味しい(アメリカ南部などで使用)
くだけた口調で使う陽気な表現。
例文: That fried chicken was bangin’!
意味: あのフライドチキン、最高だった! - on point(オン・ポイント) — 完璧に決まってる・味が最高
味付けや盛りつけなどが理想的なときに使う。
例文: The flavor is on point.
意味: 味が完璧に決まってる! - hit the spot(ヒット・ザ・スポット) — まさに求めてた味!
満足感を伝える自然な会話表現。
例文: That soup really hit the spot.
意味: あのスープ、まさに今欲しかった味だった! - next level(ネクスト・レベル) — 次元が違うほど美味しい
「格が違う」「別次元」を意味する強い褒め言葉。
例文: That steak was next level!
意味: あのステーキ、次元が違う美味しさだった! - unreal(アンリアル) — 現実離れしたほど美味しい
感動や驚きを伝えるスラング。
例文: These tacos are unreal!
意味: このタコス、信じられないくらい美味しい! - phenomenal(フェノミナル) — 驚くほど美味しい(やや上品)
スラングにもフォーマルにも使える便利な表現。
例文: The meal was absolutely phenomenal.
意味: その食事は本当に驚くほど美味しかった。 - mouth candy(マウス・キャンディ) — 食べる喜びをくれる味
比喩的に「口の中のキャンディのように甘美な味」という意味。
例文: This dessert is pure mouth candy!
意味: このデザートはまさに口の中の幸せ! - the bomb dot com(ザ・ボム・ドット・コム) — 超最高!(スラング)
90年代のネットスラング。「最高!」を強調。
例文: That cheesecake was the bomb dot com!
意味: あのチーズケーキ、マジで最高だった! - lit(リット) — 最高・めちゃくちゃ良い
本来は「火がついた」だが、「盛り上がる」「最高」の意味で使われる。
例文: That dinner was lit!
意味: あのディナー、最高に盛り上がって美味しかった! - outta this world(アウタ・ディス・ワールド) — この世のものとは思えない
“out of this world” の略で、よりカジュアル。
例文: That chocolate cake was outta this world!
意味: あのチョコケーキ、この世のものとは思えないほど美味しかった!
8. 飲み物やデザートに特化した表現
美味しさを表す表現は、食べ物だけでなく飲み物やスイーツにもよく使われます。decadent(贅沢な)などは、コーヒー、紅茶、ケーキやアイスクリームを表現する際によく登場します。味覚のニュアンスを細かく伝えられるため、カフェレビューやデザート紹介に欠かせません。
- refreshing(リフレッシング) — 爽やかでスッキリした
飲み物や夏のスイーツに最適。「refreshing lemonade」など。 - rich(リッチ) — 濃厚な・コクのある
チョコレート、コーヒー、アイスなど深い味わいに使う。 - smooth(スムーズ) — なめらかな・舌触りが良い
ラテ、スムージー、プリンなど口当たりを褒める表現。 - creamy(クリーミー) — クリームのように濃厚でまろやか
ミルク系ドリンクやアイスクリームにぴったり。 - velvety(ヴェルヴェティ) — ビロードのようになめらか
高級感を伴う舌触りの良さを表す。 - sweet(スウィート) — 甘くておいしい
シンプルだが万能。スイーツ・飲み物・果物に使える。 - bittersweet(ビター・スウィート) — ほろ苦く甘い
チョコレートやコーヒーなど大人の甘味を表す。 - fizzy(フィジー) — 炭酸のある・シュワッとした
ソーダやスパークリングドリンクに最適。 - bubbly(バブリー) — 泡立った・爽快な
炭酸系ドリンクの軽快な印象を伝える。 - zingy(ジンギー) — ピリッと爽やか・柑橘系の刺激
レモネードやフルーツタルトなどに合う表現。 - fruity(フルーティー) — 果実味のある
ワイン、紅茶、スイーツなどで香りを褒める際に使う。 - decadent(デカデント) — 贅沢で罪深いほど甘い
チョコレートケーキなど濃厚スイーツに定番。 - indulgent(インダルジェント) — 自分へのご褒美のような味
少し背徳的な「贅沢な甘さ」を伝える。 - frosty(フロスティ) — 冷たくて気持ちいい・ひんやりした
アイスドリンクやフローズン系に使う。 - aromatic(アロマティック) — 芳香のある・香り高い
コーヒー、紅茶、カクテルなど香りを重視する飲み物に最適。
英語で“美味しい”を表す言葉はこんなにある!
英語で「美味しい」を伝えるとき、delicious だけでは伝えきれない魅力があります。
食感や香り、感動を細やかに描ける表現――たとえば savory など――を使い分けることで、あなたの英語表現はより豊かに、より自然になります。
少しずつ使い慣れていけば、会話でもSNSでも「英語で感情を伝える力」が確実にアップします。
今日からあなたの「美味しい!」を、英語で自由に、そしてあなたらしく表現してみましょう。
FAQ よくある質問
Q1. 「美味しい」は英語で何と言えばいいですか?
「美味しい」は基本的に delicious で伝わりますが、ネイティブは状況によって tasty, yummy, great などを使い分けます。フォーマルな場では delectable や exquisite、カジュアルな場では so good! のような表現も自然です。
Q2. 「delicious」以外で美味しさを表す英語表現はありますか?
はい、たくさんあります。例えば、mouthwatering(よだれが出そう)、flavorful(風味豊か)、heavenly(天国のような)などです。シーンに合わせて使い分けると、英語がより自然になります。
Q3. 英語で「見た目が美味しそう」と言いたいときはどう言えばいい?
「見た目が美味しそう」は It looks delicious! や That looks mouthwatering! と表現します。SNSでは Looks so good! や Yummy! のように短く言うのが一般的です。
Q4. ネイティブがよく使う「めちゃくちゃ美味しい」英語表現は?
ネイティブは This is insane! や That’s fire! のようなスラングをよく使います。少しくだけた表現ですが、自然でリアルな英会話に近づきます。フォーマルな文脈では absolutely delicious が無難です。
Comment