性別にとらわれないやわらかな響きと洗練された雰囲気が魅力のフランス語ユニセックス名。赤ちゃんの名づけはもちろん、キャラクター、ペット、ブランド名まで幅広く活用できるのがうれしいポイントです。ここでは、純粋にフランス語圏で使われる伝統名から、モダンで個性的な造語まで、150の中性的な名前を厳選してご紹介。あなたのプロジェクトや大切な人への贈り物に、ぴったりの一つを見つけてください。
フランス語の中性的な名前一覧
※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。
※本記事の名称、説明は、創作のインスピレーションを得るためのものです。
- Alaine(アレン)
ケルト系“Ailín”由来で“小さな岩”を意味。中世以降フランス南部で用いられ、近年はヴィンテージ名として復活中。 - Amable(アマブル)
ラテン語“amabilis”(愛すべき)から。17世紀の文献にも登場し、温かみある響きが理由で再評価されている。 - Amelot(アムロ)
フランス古語で“アーサー王の城”を指す地名名。中世叙事詩ファンに好まれるレアなユニセックス名。 - Âme(アム)
仏語で“魂・心”を意味。詩的な響きからアーティストや作家が芸名に選ぶこともある。 - Amias(アミアス)
ラテン語“amare”(愛する)派生で“愛される者”。中世教会記録に散見される古典名。 - Anaël(アナエル)
“神の恩恵”を意味するヘブライ語起源。カトリック圏で大天使の名として知られ、ジェンダーニュートラル。 - Andrea(アンドレア)
ギリシャ語“andreios”(勇敢)由来。仏語圏では男性にも女性にも公式登録例が多い。 - Andrie(アンドリー)
André/Andréeの中間形。20世紀初頭の貴族名として用いられ、現代はレトロモダンに人気。 - Aquil(アキル)
ラテン語“Aquila”(ワシ)派生。自然崇拝的ネーミングとしてアウトドア愛好家に好まれる。 - Ariane(アリアン)
ギリシャ神話の“太陽”イメージを古仏名に移植。文学作品でヒロイン名として採用例多し。 - Auberi(オベリ)
古ゲルマン語“alb”+“heri”(エルフの軍勢)由来。ファンタジー系命名に適する古典名。 - Aurelle(オレル)
ラテン語“aurum”(金)から“黄金の光”。高級ブランド名にも転用されるエレガントさ。 - Auguste(オギュスト)
ラテン語“augustus”(尊厳ある)由来。皇帝称号としての重厚さと、近年の中性名トレンドが融合。 - Avignon(アヴィニョン)
南仏都市名。歴史的巡礼地ゆえ、文化的深みを加えたい名づけに選ばれる。 - Aquitaine(アキテーヌ)
中世フランス西部地方名。文学的・地理的アイデンティティを込めたい場合に。 - Aimé(エメ)
フランス語“愛された”の男性形。古典的ながら現代でも安定人気のユニセックス名。 - Alix(アリクス)
中世から貴族に用いられた“Alice/Alexis”融合形。短くモダンな響きが若者に支持される。 - Ange(アンジュ)
“天使”の仏語。宗教画や詩で象徴的に使われる神聖さが魅力。 - Anne(アンヌ)
ヘブライ語“ḥannāh”(恵み)由来。王侯貴族の伝統名として男女ともに用例あり。 - Antoine(アントワーヌ)
ラテン語“Antonius”(価値ある)由来。フランス王室でも使用された格式名。 - Anatole(アナトル)
ギリシャ語“anatolḗ”(日の出)から。詩的でポジティブなイメージを宿す。 - Arnaud(アルノー)
ゲルマン語“arn”+“wald”(ワシの支配)由来。中世騎士名として定着。 - Arsène(アルセーヌ)
ギリシャ語“arsenikos”(力強い)由来。文豪アナトール・フランス作品にも登場。 - Aubin(オバン)
ラテン語“albus”(白)から“明るい”。修道院長名としても古くから使われる。 - Aurélien(オレリアン)
“黄金”を意味する“Aurelius”派生。文学作品の主人公名にも好まれる。 - Baptiste(バティスト)
“洗礼者”を意味。カトリック圏で年間を通じて安定した登録数。 - Blaise(ブレーズ)
ラテン語“blātiō”(口ごもり)由来。“そばかす”の意味転用で個性的。 - Brice(ブリス)
ケルト語“brixs”(力量)由来。英国王室を含む欧州貴族でも見られる。 - Camille(カミーユ)
ラテン語“camillus”(神殿侍祭)由来。映画や小説の主人公名にも頻出。 - Céleste(セレスト)
ラテン語“caelestis”(天の)由来。エレガントで幻想的な響き。 - Ciel(シエル)
フランス語で“空”。詩的で開放感あるネーミング。 - Claude(クロード)
ラテン語“claudius”(足弱)由来。歴史的人物にも多く、古典的威厳あり。 - Clovis(クロヴィス)
初期フランク王朝王名。歴史愛好家に選ばれる重厚名。 - Colette(コレット)
“人々の勝利”を意味。作家コレットの影響で女性名の印象強いが中性例も。 - Corail(コライユ)
“珊瑚”の意。海洋愛好家やダイビングブランドの命名にも。 - Cyprien(シプリアン)
ラテン語“Cyprius”(キプロス人)由来。教父名として伝統的。 - Cyprienne(シプリアンヌ)
同上の女性形。フランス南部で散見される。 - Delphine(デルフィン)
“イルカ”を意味し、“海の使者”のイメージ。19世紀ロマン派で流行。 - Dominique(ドミニク)
“主に属する”由来。幅広い世代に愛される普遍名。 - Édouard(エドゥアール)
古英語“ead”+“weard”(富の守護)由来。王侯貴族名としての格式。 - Élie(エリー)
ヘブライ語“Eliyahu”(主は神なり)由来。聖書名として根強い。 - Emeric(エメリック)
ゲルマン語“amal”+“ric”(勤勉な支配者)由来。中世騎士名。 - Émile(エミール)
ラテン語“aemulus”(競争者)由来。啓蒙期以降の知識人に好まれた。 - Emery(エメリー)
ゲルマン語“amal”+“hari”(戦士)由来。現代は中性名トレンドに。 - Esmée(エスメ)
中英語“esma”(愛される)由来。プルースト作品で有名に。 - Estelle(エステル)
ラテン語“stella”(星)由来。ジュエリーブランド命名にも人気。 - Étienne(エティエンヌ)
ギリシャ語“stephanos”(冠)由来。殉教者聖人名として定着。 - Eugène(ユジェーヌ)
ギリシャ語“eugenēs”(良き血筋)由来。19世紀ブルジョワ層で流行。 - Flore(フロール)
ラテン語“flos”(花)由来。自然派ネーミングの定番。 - Florent(フロラン)
“花が咲く”の意。ロマン派詩人にも好まれた。
Comment