剣・戦場|刃が交わる瞬間の言葉
剣を抜く一瞬、間合いを詰める気配、勝敗が決まる刹那――。 ここでは、武士が立つ戦場や剣の世界を思わせる言葉を集めました。動きと緊張感があり、物語や創作の場面を引き締める響きが特徴です。
- 抜刀(ばっとう)
刀を抜く、その一瞬の動作。 - 居合(いあい)
抜くと同時に斬る、極めて実戦的な技。 - 居合抜き
一動作で勝負を決めるための剣技。 - 一閃(いっせん)
一瞬の鋭い斬撃。 - 太刀筋(たちすじ)
刀が描く軌道。 - 刃筋(はすじ)
切れ味を左右する刃の向き。 - 間合い(まあい)
攻防の距離。勝敗を分ける重要な感覚。 - 踏み込み
一気に距離を詰める動作。 - 打ち込み
迷いなく攻め入る動き。 - 斬り結ぶ
刃を交えて戦うこと。 - 鍔迫り合い(つばぜりあい)
互いの鍔が触れるほどの近距離戦。 - 切っ先(きっさき)
刀の先端。緊張が集まる部分。 - 袈裟斬り(けさぎり)
斜めに振り下ろす斬撃。 - 真向(まっこう)
正面から正々堂々と向かうこと。 - 一騎討ち(いっきうち)
一対一での勝負。 - 決闘(けっとう)
名誉を懸けた戦い。 - 血路を開く(けつろをひらく)
包囲を突破し道を切り開く。 - 突破(とっぱ)
防御や包囲を力で破ること。 - 突貫(とっかん)
勢いで敵陣に突入する行動。 - 乱戦(らんせん)
混戦状態の戦場。 - 白兵戦(はくへいせん)
至近距離での肉薄した戦い。 - 合戦(かっせん)
大規模な戦い。 - 出陣(しゅつじん)
戦いへ向かうこと。 - 軍勢(ぐんぜい)
武装した集団。 - 戦支度(いくさじたく)
戦に備える準備。 - 陣形(じんけい)
戦場での配置。 - 先陣(せんじん)
最前線で戦う部隊。 - 殿(しんがり)
撤退時に最後尾を守る役目。 - 軍配(ぐんばい)
勝敗や采配を示す道具。 - 勝鬨(かちどき)
勝利を告げる鬨の声。

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