11. 海外の短い決意フレーズ
英語やラテン語を中心に、意味が明確で短く使える決意の言葉を集めました。日本語の表現と組み合わせても違和感がなく、印象に残るフレーズが中心です。
- Never give up(ネバー・ギブ・アップ|英語) – 「決して諦めない」。あらゆる場面で使える基本のフレーズ。
- Keep going(キープ・ゴーイング|英語) – 「進み続けろ」。背中を押すようなシンプルな言葉。
- No turning back(ノー・ターニング・バック|英語) – 「もう戻らない」。覚悟を決めた時に使う表現。
- I endure(アイ・エンデュア|英語) – 「私は耐える」。短く、芯の強さを感じさせる一言。
- I rise(アイ・ライズ|英語) – 「私は立ち上がる」。再起の意志をストレートに伝える表現。
- Resurgam(リサージャム|ラテン語) – 「私は再び立ち上がる」。墓碑や標語に使われる再生の言葉。
- Fortitudine vincimus(フォルティトゥーディネ・ウィンキムス|ラテン語) – 「勇気によって我らは勝つ」。探検家シャクルトンの座右の銘。
- Invictus(インウィクトゥス|ラテン語) – 「征服されざる者」。ヘンリー・ヘンリー詩の題名としても有名。
- Semper sursum(センペル・スルスム|ラテン語) – 「常に上を目指せ」。落ち込まず前進し続ける意志。
- Je tiens bon(ジュ・ティアン・ボン|フランス語) – 「私は持ちこたえる」。フランス語圏で使われる耐える意志の表現。
12. 座右の銘として使える言葉
逆境に負けずに生きるため、日々の中で自分を支える言葉を集めました。短くても意味が深く、繰り返し読み返したくなる言葉を中心に構成しています。
- 雨のあとには晴れが来る – つらい時期の先には、きっと光があるという希望の表現。
- 折れない心 – 何があっても壊れない、自分の中心を保つ精神。
- 苦しみの先に成長がある – 痛みを乗り越えたあとに見える景色を信じる言葉。
- 闇の中に光を見つける – 絶望の中にも小さな希望を見いだす姿勢。
- 信じた道を行く – 他人の評価ではなく、自分の選んだ道を大切にする表現。
- 一歩をやめない – 小さくても進み続けることの強さを示す言葉。
- Perseverance conquers(パーシヴィアランス・コンカーズ|英語) – 「忍耐が勝利をもたらす」。名言としても広く使われる。
- Amor fati(アモール・ファティ|ラテン語) – 「運命を愛せ」。ニーチェの思想に基づく深い受容の概念。
- Aut viam inveniam aut faciam(アウト・ウィアム・インウェニアム・アウト・ファキアム|ラテン語) – 「道がなければ、自分でつくる」。ハンニバルの名言。
- Fall seven times, stand up eight(フォール・セブン・タイムズ、スタンド・アップ・エイト|英語) – 「七転び八起き」の英語版。何度倒れても立ち上がる意志。
強さとは、静かに持ち続けるもの
逆境に立ち向かう言葉は、必ずしも派手な決め台詞ではありません。
静かに燃える意志、踏みとどまる覚悟、自分を律する力――それぞれが「強さ」の形を表しています。
文化や言語を越えて、共通するのは「それでも進もうとする心」です。
今回紹介した言葉の中から、自分自身を支えてくれるひとことに出会えたなら、それはひとつの小さな希望になるかもしれません。
言葉は道具であり、同時に祈りでもあります。
もしあなたが今、何かに立ち向かおうとしているのなら、そのそばに置いておける言葉がここにありますように。
FAQ よくある質問
逆境に立ち向かう言葉にはどんなものがありますか?
逆境に立ち向かう言葉には、「不屈」「耐え忍ぶ」「立ち上がる」「再挑戦」など、苦しみや困難と向き合う意志を表す言葉があります。静かに踏みとどまる姿勢や、もう一度進もうとする気持ちを支える表現が多く含まれます。
日本語にしかない逆境の表現はありますか?
「腹を据える」「歯を食いしばる」「我慢強い」など、日本語特有の含みを持った表現があります。直接的な勇ましさよりも、静かな覚悟や内に秘めた力を示す言葉が多く、文化的な美しさが感じられます。

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