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ラテン語の星に関する言葉と表現120選:天文学・占星術・詩語など

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ラテン語の星に関する言葉と表現120選:天文学・占星術・詩語など 世界の言葉
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古代ローマ人は、夜空にきらめく星に神々の姿を見い出し、運命を読み、詩を詠みました。
ここでは、「星」にまつわるラテン語表現を120個、6つのカテゴリに分類してご紹介します。
語彙だけでなく、それぞれの言葉が持つ背景や使われ方も添えて、夜空のように奥深いラテン語の世界をご案内します。

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ラテン語の星に関する言葉と表現120選

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。
※読み方・発音表記は日本語の読み方としての近似で、実際の発音とは異なる場合がありますので参考程度としてください。

 

⭐️1. 基本語彙:星や天体のラテン語

ラテン語で「星」や天体に関わる、最も基本的な語彙を集めました。ラテン語読みは(カナ)で表記しています。

  1. stella(ステッラ)- 星
    もっとも一般的な「星」。明るい点として空に見える恒星。
  2. sidus(スィードゥス)- 星、星座
    文語的で詩にも使われる。運命や星座の意味も。
  3. caelum(カエルム)- 空、天
    星々が輝く「空」を指す語。
  4. lūx(ルークス)- 光
    星の輝きや夜空にさす光。
  5. tenebrae(テネブラーエ)- 闇、暗闇
    夜空を背景にした星の明るさと対照的な「闇」。
  6. lūna(ルーナ)- 月
    星と並び夜空を照らす存在。
  7. sōl(ソール)- 太陽
    星のひとつとして「恒星」の代表格。
  8. orbita(オルビタ)- 軌道
    天体が回る道。惑星や星の動きに使われる。
  9. spatium(スパティウム)- 空間、宇宙
    広がる宇宙全体を示す語。
  10. galaxia(ガラクスィア)- 銀河
    ギリシア語由来。星の集団。
  11. astrum(アストルム)- 星
    やや文学的・詩的な「星」の表現。
  12. corona(コローナ)- 光輪、王冠
    星や太陽の周りに見える光の輪。
  13. nox(ノックス)- 夜
    星が最も美しく見える時間。
  14. dies(ディエース)- 日、昼
    星が見えなくなる時間帯の逆説的語彙。
  15. lux caelestis(ルクス・カエレスティス)- 天の光
    神聖な光、星の輝きに重なる表現。
  16. astra noctis(アストラ・ノクティス)- 夜の星々
    詩で「星々の世界」を指す美しい言い回し。
  17. caeli facies(カエリ・ファキエース)- 空の様相
    星空を含む「天の風景」。
  18. lucerna caeli(ルケルナ・カエリ)- 空の灯火
    星がまるで空に灯された火のよう、という表現。
  19. fulgor stellarum(フルゴール・ステッラールム)- 星の輝き
    「光芒」や「きらめき」に相当。
  20. aether(アイテル)- エーテル、天空の上層
    古代の哲学・詩で使われた、星々の住む神秘の領域。

 

🌌2. 神話と星:星座・神格化された星々

古代ローマでは星々が神々の化身や物語として語られました。神話的・象徴的な星の表現を紹介します。

  1. Orīōn(オリオーン)- オリオン座
    狩人の姿を星で描いた神話の星座。
  2. Andromeda(アンドロメダ)- アンドロメダ座
    神話の王女。星座化された悲劇のヒロイン。
  3. Perseus(ペルセウス)- ペルセウス座
    英雄ペルセウス。怪物を倒した勇者として描かれる。
  4. Pegasus(ペガスス)- ペガスス座
    翼ある馬。神話でも人気の高い存在。
  5. Ursa Maior(ウルサ・マイオル)- 大熊座
    北斗七星を含む星座。神話では女神が変身した姿。
  6. Ursa Minor(ウルサ・ミノル)- 小熊座
    北極星を含む。航海の目印。
  7. Draco(ドラコ)- 竜座
    天に昇る蛇または竜の姿。
  8. Cassiopeia(カッシオペイア)- カシオペヤ座
    神話の高慢な女王。空で逆さにされた姿。
  9. Venus(ウェーヌス)- 金星
    女神ヴィーナスと同一視された明けの明星。
  10. Lucifer(ルーキフェル)- 明けの明星
    光を運ぶもの。後に象徴性が変わる言葉。
  11. Phoebus(フォエブス)- 太陽神アポロの別名
    光と音楽を司る神。太陽との結びつきが深い。
  12. Dīāna(ディアーナ)- 月と狩猟の女神
    夜の女神として星と結びつく。
  13. Mercurius(メルクリウス)- 水星の守護神
    素早く動く星にちなんだ使者の神。
  14. Saturnus(サトゥルヌス)- 土星と同一視された神
    時を司る。鈍重な動きの象徴。
  15. Iuppiter(ユッピテル)- 木星、最大の神
    最も明るく大きな惑星=主神。
  16. Mars(マールス)- 火星の神格
    戦いと情熱を表す赤い星。
  17. Hercules(ヘルクレース)- ヘルクレス座
    英雄の力を象徴する星座。
  18. Aquila(アクィラ)- 鷲座
    ゼウス(ユーピテル)の持ち物=天上の使者。
  19. Corona Borealis(コローナ・ボレアリス)- 北の冠
    神々に捧げられた王冠の形の星座。
  20. Nox Dea(ノックス・デーア)- 夜の女神
    闇と星を司る神的存在。神話では強大な存在として描かれる。
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