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刀と精神にまつわるかっこいい日本語 140選|戦い・覚悟を感じる日本語表現一覧

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刀と精神にまつわるかっこいい日本語 140選|戦い・覚悟を感じる日本語表現一覧 世界の言葉

刀や剣にまつわる言葉には、鋭さや重みだけでなく、生き方や信念までもが宿っています。
武士たちが実際に使っていた語、剣術で重視された構えや間合い、そして刃に宿る美しさを語る用語まで、日本語の中には戦いを表す豊かな表現が数多く残されています。
この一覧では、創作や表現にも役立つ、刀・精神に関するかっこいい日本語を厳選して紹介しています。
言葉を通して、日本独自の戦いの美学に触れてみてください。

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刀・精神にまつわるかっこいい日本語一覧

ここで紹介している名前は、創作・文章表現のヒントとして気軽に楽しんでいただくことを目的としています。意味や由来には複数説があるため、興味があればご自身でも調べてみてください。背景を知るほど名前選びはもっと楽しくなります。
※正しい発音・意味等は辞書などでご確認ください。

1. 刀・剣そのものを表す言葉

日本刀や剣の「種類・呼び名」を中心に集めました。呼び分けを知っておくと、文章や設定づくりで言葉の芯がぶれにくくなり、雰囲気も自然に引き締まります。

  1. 直刀(ちょくとう)
    反りのない古い形式の刀剣。平安時代中期以前に用いられたとされる。
  2. 太刀(たち)
    反りのある刀剣で、刃を下に向けて吊して帯びる形式が特徴。
  3. 打刀(うちがたな)
    一般に「刀」と呼ばれる中心的な形式。刃を上にして帯に差す。
  4. 刀(かたな)
    現代では多くの場合「打刀」を指す呼び名として扱われることが多い。
  5. 脇差(わきざし)
    刀(打刀)と組で帯びられた短めの刀(大小の「小」側)。
  6. 短刀(たんとう)
    脇差よりさらに短い刀剣。護身・儀礼・実用品としても用いられた。
  7. 小太刀(こだち)
    太刀のうち短めのものを指す呼び名として用いられる。
  8. 大太刀(おおたち)
    長大な太刀。時代や資料で呼び分けがあり、長さで語られることが多い。
  9. 野太刀(のだち)
    屋外戦での運用を想起させる長大刀の呼称として語られることが多い。
  10. 長巻(ながまき)
    刀身とほぼ同じ長さの柄を持つ大太刀系。薙刀と同一視されることもあるが、太刀に近い刀身形状とされる。
  11. 薙刀(なぎなた)
    長柄武器の代表格。刀剣の分類・用語としても頻出する。
  12. 剣(つるぎ)
    一般に両刃の剣を指す語として扱われる。
  13. 名刀(めいとう)
    名高い刀の総称。来歴や評価と結びついて語られる。
  14. 業物(わざもの)
    切れ味などを基準に格付けされた刀工(または刀)の呼称として知られる。
  15. 良業物(よきわざもの)
    業物格付けの区分のひとつ。
  16. 大業物(おおわざもの)
    業物格付けの上位区分のひとつ。
  17. 最上大業物(さいじょうおおわざもの)
    業物格付けの最高位として知られる区分。

 

2. 刃・構造・刀身に関わる専門用語

日本刀の「どこを指す言葉なのか」が分かると、説明文や物語の描写が一気に具体的になります。ここでは、刀身の各部の用語をまとめました。

  1. 刀身(とうしん)
    刀の金属部分(刃から茎を含む本体)を指す呼び方。
  2. 上身(うわみ)
    区(まち)から切先までの刀身部分。見どころが集中する領域として説明される。
  3. 茎(なかご)
    柄(つか)の中に収まる刀身の部分。銘や鑢目が入ることが多い。
  4. 茎尻(なかごじり)
    茎の末端部分。形状の違いが見分けポイントとして語られる。
  5. 棟(むね)
    刀背(刃と反対側)。刀身の厚みや姿の印象にも関わる部位。
  6. 刃(は/やいば)
    切るための部分。刃文などの鑑賞要素とも密接。
  7. 切先(きっさき)
    刀の先端部。鋒(きっさき)として説明されることもある。
  8. 鋒(きっさき)
    切先を指す語。部位説明で「鋒/切先」とまとめて扱われることが多い。
  9. 横手(よこて)
    切先と物打ちの境界線になる筋(すじ)。
  10. 物打ち(ものうち)
    切先の少し下、実際に斬る働きが中心になるとされる部位。
  11. 鎬(しのぎ)
    刀身の稜線(高くなった筋)に関わる部位名。刀の姿を特徴づける。
  12. 鎬筋(しのぎすじ)
    鎬の稜線を成す筋。身幅などの説明にも出てくる。
  13. 鎬地(しのぎじ)
    鎬筋から棟側の面。部位名称として説明される。
  14. 平地(ひらじ)
    鎬筋から刃側の平面部分(地鉄や刃文と合わせて語られやすい領域)。
  15. 樋(ひ)
    刀身に彫られる溝(溝状の彫り)。形や意匠で呼び分けもある。
  16. 刃文(はもん)
    焼入れによって刃に現れる文様。日本刀鑑賞の中心要素。
  17. 帽子(ぼうし)
    切先部分に現れる刃文(切先の刃文)として説明される。
  18. 反り(そり)
    棟区と切先を結ぶ線から、棟が最も離れた距離で示される「曲がり」。
  19. 区(まち)
    茎と上身の境目となる位置の総称として扱われる(刃区・棟区)。
  20. 刃区(はまち)
    区のうち刃側の境目。刃長などの説明で基準になる。
  21. 棟区(むねまち)
    区のうち棟側の境目。反りの説明などで基準になる。
  22. 目釘(めくぎ)
    刀身が柄から抜けないよう、目釘穴を通して固定する留め具。
  23. 目釘穴/目釘孔(めくぎあな)
    柄と茎に開けられ、目釘を通して固定するための孔。
  24. 銘(めい)
    茎に刻まれる銘文。作者や由来に関わる情報として扱われる。
  25. 鑢目(やすりめ)
    茎に施されるヤスリの目。茎の表面の特徴として説明される。
  26. 身幅(みはば)
    刃先から棟までの幅。元幅・先幅などの語とセットで使われる。
  27. 元幅(もとはば)
    区(まち)側の身幅。
  28. 先幅(さきはば)
    横手付近の身幅。
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