インドの公用語は、中央政府においてはヒンディー語と英語が、地方政府においては各州の公用語が使用されます。インドには多様な言語が存在し、それらの中には公用語として認められているものもあります。
インドには22の公用語が認められており、各州で異なる公用語が使用されます。たとえば、タミル・ナードゥ州ではタミル語が公用語とされており、カルナータカ州ではカンナダ語が公用語とされています。また、ウルドゥ語やパンジャブ語、ベンガル語なども公用語として認められています。
インドの公用語 一覧
- ヒンディー語(連邦公用語)
- 英語(インド英語、準公用語)
インドの州公用語
- アッサム語[Assamese]
アッサム州 - ウルドゥー語
ジャンムー・カシミール州 - 英語
アルナーチャル・プラデーシュ州、アッサム州、ナガランド州、西ベンガル州、メーガーラヤ州 - オリヤー語[Odia]
オリッサ州 - カンナダ語[Kannada]
カルナータカ州 - グジャラート語[Gujarati]
グジャラート州 - コク・ボロック語
トリプラ州 - コンカニ語[Konkani]
ゴア州 - タミル語[Tamil]
タミル・ナードゥ州 - テルグ語[Telugu]
アーンドラ・プラデーシュ州、テランガーナ州 - ネパール語[Nepali]
シッキム州 - パンジャーブ語[Punjabi]
パンジャーブ州 - ヒンディー語[Hindi]
ハリヤーナー州、ジャールカンド州、マディヤ・プラデーシュ州、チャッティースガル州、ウッタル・プラデーシュ州、ウッタラーカンド州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、ラージャスターン州、ビハール州 - ベンガル語[Bengali]
西ベンガル州、トリプラ州 - マラーティー語[Marathi]
マハーラーシュトラ州 - マラヤーラム語[Malayalam]
ケーララ州 - ミゾ語[Mizo]
ミゾラム州 - メイテイ語[Manipuri]
マニプル州
インドの州公用語 憲法第8附則指定言語
インド憲法は、連邦政府の公的共通語として、ヒンディー語と英語の二つの言語を規定しています。
さらに連邦憲法第8附則において22の指定言語を定めています。
- アッサム語
アッサム州 - ベンガル語
トリプラ州、西ベンガル州 - ボド語
- ドーグリー語
- グジャラート語
ダードラー及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄地域、ダマン・ディーウ連邦直轄地域、グジャラート州 - ヒンディー語
アンダマン・ニコバル諸島連邦直轄地域、ビハール州、チャンディーガル連邦直轄地域、チャッティースガル州、デリー首都圏、ハリヤーナー州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、ジャールカンド州、マディヤ・プラデーシュ州、ラージャスターン州、ウッタル・プラデーシュ州、ウッタラーカンド州 - カンナダ語
カルナータカ州 - カシミール語
- コーンカニー語
ゴア州 - マイティリー語
- マラヤーラム語
ケーララ州、ラクシャディープ連邦直轄地域 - マニプル語[メイテイ語]
マニプル州 - マラーティー語
ダードラー及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄地域、マハラシュトラ州 - ネパール語
- オリヤー語
オリッサ州 - パンジャーブ語
パンジャーブ州、デリー首都圏 - サンスクリット語
- サンタル語
- シンド語
- タミル語
タミル・ナードゥ州、ポンディシェリ連邦直轄地域 - テルグ語
アーンドラ・プラデーシュ州 - ウルドゥー語
アーンドラ・プラデーシュ州、ビハール州、デリー首都圏、ジャンムー・カシミール州、ジャールカンド州、ウッタル・プラデーシュ州
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