古代から現代に至るまで世界各地の神話・伝承やフィクション作品に登場する架空の武器を一覧にしました。英雄が振るう聖剣や神々の加護を受けた槍、魔法の力を秘めた杖など、各武器の伝説的な背景と物語上の役割を解説しています。創作のインスピレーションはもちろん、ブランド名やキャラクター設定、物語構築の参考としてご活用ください。
伝説の武器 一覧
1. 神話と伝説の剣・刀・東洋剣
英雄や神々の意志、運命を象徴する武器。
- ギリシア神話
- ハルペー
神々や英雄が用いる、鎌のように湾曲した剣。
- ハルペー
- アーサー王伝説・関連伝承
- エクスカリバー
アーサー王の代表的な神聖な剣。王権と正義の象徴。 - カルンウェナン / カレドヴルフ
ウェールズの伝承に登場する短剣。使用者を影に潜ませるとされる。 - アロンダイト
中英語詩『ハンプトンのビーヴェス卿』に登場。かつてはランスロットの剣とされる由緒あり。 - オノレ
フランスの物語に登場。ガウェインの息子が使用する伝説の剣。 - ガラティン
ガウェインの剣として語られる。 - コルブランド
英語圏の物語で、エクスカリバーの別表記とされる。 - クールシューズ
ランスロットの父・バン王の剣とされ、伝承の中でその血統が語られる。 - クラレント
儀礼用の平和の剣。物語ではモルドレッドに盗まれ、アーサー殺害に使われた。 - シャスティフォル
フランス語の物語に登場する、特異な由緒を持つ剣。 - セクエンス
ランスロットが戦場で用いたとされる、伝承特有の剣。 - フロレント
ルキウス・ティベリウスの剣として、英雄譚に彩りを加える。 - マルミアドワーズ
神話と戦闘伝説の中で、火の神や英雄伝説と結びついた剣。
- エクスカリバー
- 妖精の女王関連
- クリセイオー
黄金の輝きを放つ剣。妖精の女王の物語において、神秘の力が語られる。 - モルデュール
同じく妖精の女王の伝説に登場する、暗い運命を秘めた剣。
- クリセイオー
- シャルルマーニュ伝説/ローランの歌
- アルマス
大司教テュルパンの剣。伝説の英雄たちの戦いに彩りを添える。 - オートクレール
オリヴィエが所持したとされ、神話的な力を持つ。 - ジョワユーズ
シャルルマーニュが劇中で使用する剣。 - デュランダル
ローランが振るうとされる伝説の剣。 - プレシューズ
バビロニア王の剣とされ、由緒が語られる。 - ミュルグレス
ガヌロンの剣として、英雄譚に登場。
- アルマス
- その他ヨーロッパ中世伝承
- クルタン
オジェ・ル・ダノワの剣。 - フィエラブラの三本の剣
プルウァーランス、バプティズム、グラバムという名称で語られる、特別な系譜の武器。 - メルヴェイユーズ
ドーン・ド・マイヤンスの剣。伝説上の逸話が多く残る。 - フロベルジュ(またはフランベルジュ)
巨大な力と神秘性を秘め、イタリア伝承でも語られる。 - ベリサルダ
ルッジェーロの剣として、伝説の一端を担う。 - アルタキアラ
オリヴィエの剣。後に他の名で呼ばれた伝承も存在する。 - ガスティガ=フォッリ / キアレンツァ
アルタキアラの旧名、または別名として物語中に登場。
- クルタン
- 北欧神話・ゲルマン語圏
- グラム
オーディンが木に刺したとされる、選定の剣。 - 勝利の剣
フレイ神の自動で戦う剣として語られる。 - スコヴヌング
王フロールヴ・クラキの剣。伝承では、所有者の運命が左右される。 - ダーインスレイヴ
血を求める魔剣。 - ティルヴィング
呪われた剣。歴史上の英雄たちが手にしたとされる。 - フロッティ、ホヴズ、リサナウト、リジル、レーヴァテイン、ミスティルテイン
それぞれ、伝説の戦いや神々の物語に登場する武器。 - ミミングの剣
森の神ミミングが所有し、その後英雄へと受け継がれた。
- グラム
- アイスランドのサガ
- エッタルタンギ(Ættartangi)
サガの中で英雄が手にする伝説の剣。 - カールスナウト
同じく、戦の物語に彩りを加える剣。 - グラーシーザ、グンロギ
それぞれ、サガの英雄譚に登場する武器。 - ドラグヴァンディル
家宝として伝えられる剣。 - ナズ、フォートビート、ヨクルスナウト、ラング
物語の中で、特定の英雄が戦いに用いた伝説の武器。
- エッタルタンギ(Ættartangi)
- ニーベルンゲンの歌・ディートリッヒ伝説
- バルムンク
ニーベルンゲンの英雄ジークフリートが使用したとされる剣。 - エッケザックス、ナーゲルリング、ブルートガング、ミームング、ラーグルフ
ディートリッヒ伝説において、英雄と巨人との戦いに登場する多彩な武器。
- バルムンク
- ベーオウルフ伝承
- ネァイリング
ドラゴン退治に挑む英雄の剣。 - フルンティング
借り受けた剣で、伝説の戦いに用いられる。 - ヨートゥンの剣
巨人との戦いにおいて、その名が伝えられる。
- ネァイリング
- その他(多地域の伝承)
- エゼルリング
複数の物語で所有者が異なる、由緒深い剣。 - グンフィエズル
アイシランドや北欧の民話に登場し、持ち主に幸運をもたらすとされる。
- エゼルリング
- ケルト神話・アルスター・フィン・フィン物語群
- オルナ、カラドボルグ、クラウ・ソラス、フラガラッハ
ケルトの神話や英雄伝説において、神々や戦士の象徴とされる。 - ベガルタ、モラルタ、マック・ア・ルイン、ゲル・ナ・グコラン
アルスターやフィン伝説で、英雄の武器として語られる。 - マカブイン
マン島の伝承で、伝説の鍛冶師によって作られたとされる。
- オルナ、カラドボルグ、クラウ・ソラス、フラガラッハ
- インド神話
- アシ(剣)
神々の力を宿すとされる伝説の剣。 - アパラージタ
無敵と謳われた、英雄に授けられる武器。 - チャンドラハース、ナンダカ
シヴァ神やヴィシュヌ神に関連する、神聖な剣とされる。
- アシ(剣)
- 中国神話・伝承および小説類
- 泰阿
楚王と伝承の鍛冶師たちによって作られた三振りの剣の一つ。 - 画影剣
空を飛び、敵を探知する不思議な力を持つ剣。 - 干将・莫耶
呉越伝説で、王の命を受けた鍛冶師による名剣。 - 軒轅剣
黄帝が所有したとされ、中国最古の伝説の剣。 - 三尖両刃刀、毒匕寒月刃、神銀剣
それぞれ、古代から伝わる特殊な製法と呪縛が語られる。
- 泰阿
- 三国志演義・水滸伝・封神演義・西遊記
- 【三国志演義】
- 倚天の剣、青釭の剣、古錠刀、青龍偃月刀、双股剣
三国志の英雄や武将が所有した、由緒正しい剣。
- 倚天の剣、青釭の剣、古錠刀、青龍偃月刀、双股剣
- 【水滸伝】
- 玄元混天剣、黄金丸、松文古定剣、吹毛剣、劈風刀
水滸伝の武将たちが戦場で振るった宝剣。
- 玄元混天剣、黄金丸、松文古定剣、吹毛剣、劈風刀
- 【封神演義】
- 誅仙四剣、瑤池内白光剣
仙界と人間界を繋ぐ、神々の戦いを象徴する武器。
- 誅仙四剣、瑤池内白光剣
- 【西遊記】
- 七星剣
孫悟空たちが関わる物語で、伝説の一端として語られる。
- 七星剣
- 【三国志演義】
- 日本神話・伝承・中世・近世創作
- 【記紀神話】
- 天叢雲剣(草薙剣)
スサノオ神が八岐大蛇から取り出し、三種の神器の一つとして伝えられる。 - 天羽々斬
大蛇を斬るために用いられた剣。 - 生大刀
大国主が持ち帰った、神々の力を象徴する武器。 - 伊都之尾羽張、大量、十束剣
神々や英雄の戦いの中で、その名が語り継がれる。 - 布都御魂、八握剣
神武東征や天孫降臨など、古代の伝承に基づく神器。
- 天叢雲剣(草薙剣)
- 【坂上田村麻呂伝説】
- ソハヤノツルギ、倶利伽羅剣、三明の剣
坂上田村麻呂やその関係者が使用したとされ、後世の創作でも多く取り上げられる。
- ソハヤノツルギ、倶利伽羅剣、三明の剣
- 【中世・近世創作】
- 村雨、三明の剣(別系統)、物干竿
武士伝説や決闘の逸話の中で、その特徴が際立つ。
- 村雨、三明の剣(別系統)、物干竿
- 【アイヌ伝承】
- イペタム
各地のアイヌ伝説に登場する、妖刀として語られる。
- イペタム
- 【記紀神話】
2. 威力の槍・鉾・薙刀
突く力や貫通力で戦況を変える、威力ある武器。
- 共通・多文化共通の武器
- ハデスの二又槍
地下世界の神ハデス(プルートー)が持つとされる、両先端から攻撃する槍。 - ピッチフォーク
キリスト教の伝承では悪魔が使用するという、象徴的な二又槍。
- ハデスの二又槍
- エジプト神話
- ホルスの槍
ホルス神が持つとされ、王権と太陽の力を象徴する。
- ホルスの槍
- ケルト神話
- アラドヴァル、ゲイアッサル
ケルトの神話で、神々や英雄の持つ槍として伝えられる。 - ゲイジャルグ、ゲイボー、ゲイボルグ、ドゥヴシェフ
それぞれ、赤や黄といった色彩や運命が付与された伝説の槍。 - ブリューナク、ルーン
特定の戦いや神話上の要求に応じた、象徴的な武器。 - 屠殺者、クールグラス
戦場で敵を屠るための、恐るべき力を持つ槍。
- アラドヴァル、ゲイアッサル
- 北欧神話
- グングニル
オーディンが投げ槍として振るう、絶対の命中率を誇る武器。 - ギースリ
伝承上、剣から槍へと形状が変化したという逸話を持つ。
- グングニル
- ギリシア神話
- トリアイナ
海神ポセイドーンの三叉槍。大海原をも切り裂くとされる。 - アキレウスの槍
英雄アキレウスが戦場で使用したとされ、運命を左右する武器。
- トリアイナ
- インド神話
- ヴェル、トリシューラ
軍神スカンダやシヴァ神が持つ、鋭い突進力を示す槍。 - インドラの槍
天候や雷を司る神インドラが、敵を打ち砕くために用いる。
- ヴェル、トリシューラ
- ペルシア神話
- 牛頭の矛
大英雄フェリドゥーンが、敵の象徴を模した牛頭の形状で使用した。 - ガルシャースプの矛
ゾロアスター教の伝説で、悪竜を討つための必殺兵器。
- 牛頭の矛
- その他各地域の伝承
- ホータン神話:絶海槍
王国の建国神話に登場し、戦局を一変させる力を持つ。 - アーサー王伝説:ロンゴミニアド/ロンゴミアント
複数の騎士伝説に登場する槍で、伝承によって名称が変わる。 - ローランの歌:グランテピエ、マルテ
伝説の英雄が使用し、その由緒が語り継がれる。 - スペイン伝説:オリンディクス
スペイン独自の伝承で、勇者の槍として描かれる。 - ローマ神話:ロムルスの槍
ローマ建国神話における、王ロムルスの象徴的な武器。 - 日本神話
- 天之瓊矛
イザナギ神とイザナミ神が国造りに用いたとされる、神話的な槍。 - 茅纒之矟
アマテラスが天岩戸に籠もる際に登場する伝説の槍。
- 天之瓊矛
- 中世・近世創作
- 天逆鉾、岩融
武士伝説や英雄譚の中で、伝説的な力を発揮する槍や薙刀。
- 天逆鉾、岩融
- アイヌ伝承
- イペオプ
アイヌの口承に登場する、人食いと伝えられる妖しい槍。
- イペオプ
- ホータン神話:絶海槍
3. 破壊の棍棒・鎚・斧類
破壊力と神々の力を象徴する、打撃武器。
- メソポタミア神話
- エリムサルエ、クルドゥブバ、シタ
神々が戦いの際に振るう、特異な形状と力を持つ武器。 - シャルル(武器としての側面)
悪疫の悪魔を討つために使用されたと伝えられる。
- エリムサルエ、クルドゥブバ、シタ
- ウガリット神話
- アイムール、ヤグルシ
バアル神に仕える武器として、敵を追放する力が語られる。
- アイムール、ヤグルシ
- エジプト神話
- ネケク(Crook and Flail)
オシリス神が持つとされ、王権や支配の象徴。
- ネケク(Crook and Flail)
- ケルト神話
- ダグザの棍棒
生と死の力を宿し、戦士が神々の加護を受けるための武器。
- ダグザの棍棒
- 北欧神話
- ミョルニル
雷神トールの槌。雷鳴と共に降り注ぐ圧倒的な破壊力を持つ。
- ミョルニル
- インド神話
- カウモーダキー、カトヤンガ
神々が戦場で振るい、運命を左右するとされる。
- カウモーダキー、カトヤンガ
- フィンランド神話
- ウコンバサラ
天空神ウッコが持つとされ、神話的な威厳を示す。
- ウコンバサラ
- 中国神話
- 雷公の槌と楔
雷神が天を落とす際に用いる、自然の力を象徴する武器。
- 雷公の槌と楔
- 中国小説『西遊記』関連
- 如意金箍棒
孫悟空が自在に大きさを変える、奇跡の棍棒。 - 混鉄棍、搗薬杵
牛魔王や玉兎に関連する、伝説の武器。
- 如意金箍棒
- その他
- ウェスチェラ、ヘラクレスの棍棒
伝説の英雄が使用したとされ、物語の中で強大な力を発揮する。
- ウェスチェラ、ヘラクレスの棍棒
4. 魔法の杖・聖なる杖・杖状武器
知恵、治癒、魔法の力を宿す聖なる道具。
- エジプト神話
- ウアス、ヘカ
プタハ神やオシリス神が持つとされ、王権と神秘性の象徴。
- ウアス、ヘカ
- 北欧神話
- ガンバンテイン、グリダヴォル
神々や巨人が用いたとされる、神秘的な力の杖。
- ガンバンテイン、グリダヴォル
- ギリシア神話
- アスクレピオスの杖
医術の神が持つ、治癒と知識の象徴。 - ケーリュケイオン、テュルソス、キルケーの杖
神々の啓示や変容の力を象徴する魔法の杖。
- アスクレピオスの杖
- インド神話
- カラダンダ
ヤマ神の杖として、死や運命を司る力を表す。
- カラダンダ
- 日本神話
- 【伝承例】
- 神話の中で、八束水臣津野命が国引き後に地面へ突き刺したとされる杖など、直接の記述は少ないが、物語において象徴的な役割を果たす。
- 【伝承例】
- 中国小説類
- 九環錫杖、降妖宝杖
仙人や道士が使用し、妖魔退散のために力を発揮するとされる。
- 九環錫杖、降妖宝杖
- 旧約聖書
- アロンの杖
モーセの兄アロンが神の奇跡を示すために使用した、歴史的・宗教的な象徴。
- アロンの杖
5. 神秘の弓矢・射手の武器
遠距離から正確な一撃を放つ、英雄の誇りと神秘の力を秘めた武器。
- 北欧神話
- ミストルテイン
オーディンの息子が用いたとされ、物語において運命を左右する矢。 - グシスナウタル
三本の矢が自ら飛び、帰ってくるとされる神秘の弓矢。
- ミストルテイン
- インド叙事詩
- ヴィジャヤ、ガーンディーヴァ、コダンダ、シャランガ
英雄アルジュナやその仲間が、神々から授かったとされる名弓。 - チャンドラダヌス、パシュパタ、ピナカ
シヴァ神やアグニ神と関連付けられ、戦況を一変させる伝説の弓矢。 - ブラフマダッタ、無尽の矢筒、インドラの矢
神話的な力により、限りなく矢を放つことができるとされる。 - ハラダヌの弓
後世の伝説において、英雄の結婚や運命を決める逸話が残る。
- ヴィジャヤ、ガーンディーヴァ、コダンダ、シャランガ
- アーサー王伝説
- フェイルノート
トリスタンの所有する弓。物語の中で、悲劇や愛の象徴として描かれる。
- フェイルノート
- 日本神話
- 天之麻迦古弓と天羽々矢
天稚彦が高天原より授かったとされ、奇跡の一射で敵を討つ。 - 生弓矢
大国主が神々の力と共に持ち帰った弓矢。 - 金の弓箭、幸弓・幸矢
それぞれ、神話の中で特別な誓約や奇跡と結びつけられている。
- 天之麻迦古弓と天羽々矢
- 中世・近世創作
- 角槻弓/角突弓、雷上動
武士伝説や浪人譚の中で、戦局を変える奇跡の弓として語られる。
- 角槻弓/角突弓、雷上動
- 中国伝承・小説類
- 【伝承および史実】
- 烏号、乾坤弓、落日弓、降伏三界、威猛降敵
古来から伝わる、中国の英雄や神々が使用したとされる弓。 - 【三国志演義】
- 万石弓、竜舌弓
呂布や黄忠など、武将たちの戦場での逸話に登場する。
- 万石弓、竜舌弓
- 【水滸伝】
- 游子弓
花栄が所有し、戦いの中でその腕前が語られる。
- 游子弓
- 【史実】
- 射鵰神弓、覇王弓、震天弓、穿雲箭
実際の戦いにも例えられる、力強く正確な弓矢。
- 射鵰神弓、覇王弓、震天弓、穿雲箭
- 【その他】
- アイジェク・ドージ、シェキナーの弓、キューピッドの弓、ヘラクレスの弓とヒュドラの矢、アポロの弓、アバリスの矢、ムハンマドの6張の弓、宝石の弓、ウッコンカーリ、ヨウカハイネンの弓、ハイク・ナハペトの長弓、天の弓
多様な伝承が語る、奇跡的な力や運命の象徴としての弓矢。
- アイジェク・ドージ、シェキナーの弓、キューピッドの弓、ヘラクレスの弓とヒュドラの矢、アポロの弓、アバリスの矢、ムハンマドの6張の弓、宝石の弓、ウッコンカーリ、ヨウカハイネンの弓、ハイク・ナハペトの長弓、天の弓
- 烏号、乾坤弓、落日弓、降伏三界、威猛降敵
- 【伝承および史実】
6. 究極の投擲兵器・特殊兵器
神の啓示や呪文と共に発動し、戦局を一瞬で変える究極の武器。
- ケルト神話
- タスラム
投擲用の弾丸のような武器。神話において、戦いの起点となる。
- タスラム
- ギリシア神話
- ケラウノス
ゼウス神が使うとされる、神秘の投擲兵器。
- ケラウノス
- インド神話(アストラ類)
- アストラ
神の力を具現化する投擲物。 - ヴァジュラ
インドラ神の雷槌ともされ、口に出すだけで発動すると伝えられる。 - スダルシャナ、ブラフマーストラ、アグネアストラ
神々が詠唱と共に放つ、破壊力抜群の魔法兵器。
- アストラ
- アステカ・マヤ神話
- シウコアトル、チャクの斧
天候や自然の力を操る、独特な形状の投擲兵器。
- シウコアトル、チャクの斧
- ヒッタイト神話
- クルッジ
巨人を倒すために使用された、古代の工具としての武器。
- クルッジ
- メソポタミア神話
- イムフル
女神ティアマトを討つ際に用いられたと伝えられる風の武器。
- イムフル
- ギリシア神話(その他)
- アダマスの鎌
クロノス神が用いた、万物を切り裂くとされる特殊兵器。
- アダマスの鎌
- インド神話(その他)
- バララーマの鋤、パシャ、パラシュ
農耕具と武器の二面性を持ち、神々が敵を討つ際に使用したとされる。
- バララーマの鋤、パシャ、パラシュ
- 日本神話
- 鉄輪
洩矢神が使用したと伝えられるが、形状・用途は不明。
- 鉄輪
- 中国神話
- 盤古の斧
盤古が世界を切り開く際に用いたとされ、創世神話の象徴。
- 盤古の斧
- 中国小説『西遊記』関連
- 釘耙、宝貝、金鋼琢
太上老君や仙人たちが誇る、奇想天外な特殊兵器。
- 釘耙、宝貝、金鋼琢
7. その他特殊武器
各地域・伝承ならではの独創的な武器。
- 西アフリカ神話
- アビリディアブラダ
自動で動き、悪霊に裁きを与えるとされる、喋る自動鞭。
- アビリディアブラダ
- キルギス叙事詩
- アクケルテ
百発百中の白い銃。英雄に授けられ、神々の試練として描かれる。
- アクケルテ
伝説の武器は古代の英雄譚と現代の創作の間に架かる架け橋であり、その背後にある豊かな文化と信仰を物語っています。この一覧が、あなたの創作活動やブランド形成において、独自の世界観を生み出すための強力なインスピレーション源となることを願っています。
Source: Wikipedia – List of magical weapons
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