5. 支え合い・役割分担を表す言葉
団体戦では、全員が同じ役割を担うわけではありません。それぞれの立場や強みを活かし、補い合うことでチームは機能します。ここでは、支える姿勢や役割意識が自然に伝わる言葉を集めました。
- 支援(しえん)
前に立つ者を後ろから助け、力を与えること。 - 連携(れんけい)
個々の動きをつなぎ、全体として機能させること。 - 補完(ほかん)
足りない部分を補い、完成度を高めること。 - 役割分担(やくわりぶんたん)
それぞれの持ち場を明確にし、力を発揮する考え方。 - 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
表に出なくても、チームを支える存在を表す言葉。 - 援護(えんご)
仲間を守り、行動を後押しすること。 - 呼応(こおう)
仲間の動きに合わせ、連動して行動すること。 - 背中を預ける(せなかをあずける)
仲間を信頼し、自分の役割に集中する覚悟を表す言葉。 - Support(サポート/英語)
支える、助けるという意味を持つ基本語。 - Cover(カバー/英語)
仲間の隙や不足を補う動きを指す。 - Auxilium(アウクシリウム/ラテン語)
援助・助力を意味する語。静かな支えを連想させる。 - Firmus(フィルムス/ラテン語)
揺るがない、堅固な支えを意味する語。
6. 逆境を乗り越えるチームの言葉
不利な状況や苦しい展開に立たされたとき、チームの真価が問われます。ここでは、折れずに踏みとどまり、流れを引き寄せる強さを感じさせる言葉をまとめました。
- 不屈(ふくつ)
困難にあっても心が折れないこと。 - 踏ん張る(ふんばる)
苦しい場面で耐え、持ちこたえること。 - 粘り強さ(ねばりづよさ)
簡単に諦めず、機会を待つ姿勢。 - 立て直す(たてなおす)
崩れかけた状況を再び整えること。 - 耐え抜く(たえぬく)
厳しい状況を最後まで乗り越えること。 - 反撃(はんげき)
劣勢から流れを変える行動を指す言葉。 - 再起(さいき)
失敗や劣勢から、もう一度立ち上がること。 - 踏みとどまる(ふみとどまる)
崩れそうな状況でも、最後の一線を守る姿勢。 - 食らいつく(くらいつく)
差があっても離れず、勝機を探し続ける姿勢。 - 反転(はんてん)
不利な状況を一気にひっくり返す転機。 - 底力(そこぢから)
追い込まれた場面でこそ発揮される隠れた力。 - Never give up(ネバー・ギブ・アップ/英語)
諦めない姿勢を端的に示す定番表現。 - Resilience(レジリエンス/英語)
困難から立ち直る力、回復力を意味する語。 - Per aspera ad astra(ペル・アスペラ・アド・アストラ/ラテン語)
「困難を越えて星へ」という意味を持つ格言。 - Stand firm(スタンド・ファーム/英語)
揺らがず、その場に立ち続ける姿勢を示す表現。 - Bounce back(バウンス・バック/英語)
打たれても立ち直る回復力を示す言葉。 - Adversity forges unity(ラテン語由来の英語表現)
逆境がチームを一つに鍛え上げる、という意味を持つフレーズ。

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