有名な迷信120選|言い伝えの意味と由来など一覧

有名な迷信120選|言い伝えの意味と由来など一覧 スピリチュアル&エソテリック

うなぎと梅干しを一緒に食べると体に悪い

夏によく聞く食のタブーですが、科学的には必ずしも問題ありません。昔は梅干しの酸味が消化を妨げるとされ、贅沢な食材同士の組み合わせを避ける意味もあったとされます。

 

食事中に箸を立てると死者を連想する

ごはんに箸を垂直に立てるのは、葬儀での「枕飯」の作法を連想させ、不吉とされます。日常の食事では厳禁とされる、日本独自の迷信です。

 

残さず食べると願いが叶う

「一粒の米にも七人の神様がいる」とされるように、食べ物を大切にすることが幸運につながるという信仰。残さず食べることで、食材の命を無駄にしないという教訓でもあります。

 

正月に数の子を食べると子宝に恵まれる

数の子=「数多い子」という語呂合わせから、子孫繁栄を願う食材としてお祝いの席に欠かせないものとされています。古くからの縁起担ぎです。

 

時間・日付・数字の迷信 〜時の流れに宿る、目に見えない力〜

「時間」や「日付」、そして「数字」にも、古来から不思議な意味が込められてきました。
特定の時間帯が不吉とされる一方、縁起の良い数字や日取りも重んじられ、日々の生活や行事のタイミングを左右してきました。
ここでは、そんな時と数字にまつわる迷信をたっぷり紹介していきます。

丑三つ時は霊が活動する時間

午前2時〜3時頃は「丑三つ時(うしみつどき)」と呼ばれ、最も霊的な活動が強まるとされる時間。呪いや怪異に関する伝承が多く、夜中に鏡を見たり、神社に近づいたりするのはタブーとされました。

 

大安に始めることはうまくいく

「大安(たいあん)」は六曜の中で最も縁起が良い日とされ、結婚式、引っ越し、開業などに選ばれる定番日。逆に「仏滅」は何かを始めるには避けたい日とされます。

 

4(死)と9(苦)は不吉な数字

「死」「苦」という読み方に通じることから、病院やホテルなどでは部屋番号から除外されることもある、日本の迷信の中でも特に根強いものです。

 

8は末広がりで縁起が良い

「八」の形が扇のように広がることから、末広がり=将来が開けるとされ、祝い事では特に好まれる数字です。お祝いの金額も「8」にちなんだ金額が使われることがあります。

 

正月に喧嘩すると一年中争いが続く

新年の始まりは、その年の運勢を左右するとされます。正月に怒ったり、争ったりすると、それが一年の運気に反映されると信じられてきました。

 

金曜日の13日は不吉(西洋)

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、キリスト教文化圏では「13」が不吉な数字とされ、特に13日が金曜日に当たる日は「不幸の日」として恐れられています。

 

七草の日に七草粥を食べると一年健康に過ごせる

1月7日の風習で、七草粥を食べると無病息災で過ごせるとされる迷信。新年の胃腸をいたわる意味も込められており、栄養と験担ぎの両面を備えています。

 

節分を過ぎると運気が切り替わる

節分は季節の分かれ目であり、旧暦では新年の入り口。ここを過ぎることで「新しい運気のサイクル」が始まるとされ、方位除けや厄除けを行う時期でもあります。

 

自然・動植物に関する迷信 〜自然の中に宿る神と魔、いのちの声に耳をすます〜

山、川、風、動物、植物──。自然界のあらゆる存在に神聖さを見出してきた日本人の感性は、多くの迷信やジンクスを生み出しました。
自然と共に生きる中で、人々はそれぞれの現象に意味を見出し、守り、畏れ、時に祈りを捧げてきました。ここでは、そんな自然や動植物にまつわる迷信をたっぷりと紹介します。

朝蜘蛛は縁起が良く、夜蜘蛛は不吉

朝に見る蜘蛛は「良い知らせの使者」、夜に見る蜘蛛は「泥棒や悪霊の前触れ」とされました。蜘蛛が張る網は「縁」や「運命」ともつながる象徴とされています。

 

カラスが鳴くと不吉なことが起こる

カラスの鳴き声は「死」や「災い」の前兆とされがちです。特に家の上で鳴くカラスは「不幸の知らせ」として忌まれてきました。一方で、神の使いともされ、信仰の対象にもなっています。

 

猫が顔を洗うと雨が降る

猫が前足で顔を拭うしぐさは、湿気の前触れとされ、「雨が近い」と言われました。気圧や湿度に敏感な猫の行動から生まれた、自然観察に基づいた迷信です。

 

白蛇を見ると幸運が訪れる

白蛇は弁財天の使いとされ、出会うと金運や幸運が上がるとされます。突然現れることが多いため、偶然性の高い吉兆とされ、信仰の対象にもなっています。

 

桜の花びらが頭に落ちると恋が叶う

春の風物詩である桜にまつわるロマンチックな迷信。儚さと美しさの象徴でもある桜の花びらが偶然落ちてきたら、それは「運命のサイン」と信じられています。

 

トンボが止まると勝負に勝てる

トンボは古くから「勝ち虫」と呼ばれ、戦国時代の武将たちにも好まれていました。前にしか進まない性質から、「勝利」や「前進」の象徴とされました。

 

木に触れると気が安定する

「木には気が宿る」とされ、特に神社の御神木や大木に触れることで、心が落ち着いたり、運気が整うと信じられてきました。自然との一体感を感じる迷信のひとつです。

 

鳥が家の中に入ると不幸が起きる

窓から迷い込んできた鳥は「魂を運ぶ存在」ともされ、死者の霊や不吉な出来事の前触れと考えられることもあります。特にスズメやカラスが入ってくるのは注意が必要とされました。

 

植物が枯れると悪い気がたまっている証拠

室内の観葉植物が急に枯れるのは「悪い気を吸い取ってくれた」からだとされ、植物が身代わりになってくれたと解釈される迷信です。

 

カマキリが高い場所に卵を産むと大雪になる

自然観察に基づく予兆の迷信。カマキリの卵の位置でその年の降雪量を予測するという、農村などで古くから伝えられる生活の知恵です。

 

赤とんぼをつかまえると幸せになれる

秋の訪れとともに現れる赤とんぼは、「季節の恵み」や「穏やかな幸運」の象徴とされ、触れることでそのエネルギーを分けてもらえると信じられてきました。

 

木の葉が裏返ると雨が降る

風が強くなり湿度が上がると、葉の裏が見えるようになります。これを見た昔の人は、「葉が裏返ってるから、もうすぐ雨だ」と予測していました。

 

鯉が滝を登る夢は出世のしるし

「登竜門」の由来となった中国の故事にちなみ、夢に鯉が登場し、しかも滝を登る姿を見たら、出世や大きな飛躍の前触れとされます。

 

夢・占い・予兆の迷信 〜夢の中に現れる未来、言葉に宿る運命〜

夢や予兆、占いにまつわる迷信は、時代や文化を超えて人々を惹きつけてきました。
「夢のお告げ」「虫の知らせ」「言葉の力」──目に見えない領域を通して、未来の出来事や運命を感じ取ろうとする想いが、数々のジンクスを生み出してきました。
この章では、そうした感覚的で神秘的な迷信を紹介していきます。

初夢に富士・鷹・茄子が出てくると縁起が良い

「一富士、二鷹、三茄子」という言い伝えは有名。富士山は日本一、鷹は強さ、茄子は「成す」に通じるという縁起の良いシンボルとされ、新年の吉兆とされました。

 

歯が抜ける夢は不幸の前兆

夢の中で歯が抜けると、身近な人の不幸や病気の暗示とされることがあります。自分の体の弱りや不安を表すことも多く、特にリアルに感じた夢は注意が必要とされます。

 

蛇の夢を見ると金運が上がる

夢の中で蛇に出会うのは、財運の上昇や神秘的な力が働いているサインとされます。白蛇や金色の蛇は特に吉夢とされ、財布を新調するタイミングともされます。

 

火事の夢は逆に良いことがある

一見怖い火事の夢ですが、実際には「大きな変化」や「運気の転換」を意味し、再出発のチャンスとされる吉夢。特に煙が少なく、炎が鮮やかな夢は良い兆しとされます。

 

手相の線が濃くなると運気が上がる

日常的に手相を見ていて、「線が濃くなってきた」と感じたら、エネルギーが高まっている証拠とされます。特に運命線や金運線が太くなるとチャンスが近いと言われます。

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